2018年10月からの韓国による日本への嫌がらせの流れ
月日 | 事柄 |
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10月1日(月) | 韓国政府、この日までにたびたび11日に行われる国際観艦式で海上自衛隊に旭日旗掲揚自制勧告をしていたことを公表。(8月31日に自国の旗と韓国の旗のみ掲揚するよう通知していた(これは通常の国際法に反する)) |
10月5日(金) | 日本政府、国際観艦式への自衛艦派遣見送りを決定。 |
10月11日(木) | 釜山で国際観艦式開催、韓国軍、自国の旗と韓国の旗のみ掲揚するよう通知していたはずなのに李舜臣の象徴とされている(映画で使われたのが史実認識化)「帥子旗」を掲揚。 |
10月30日(火) | 大韓民国大法院が新日鐵住金株式会社に対し,旧朝鮮半島出身労働者に対し損害賠償の支払等を命じる判決。日韓請求権並びに経済協力協定違反。 |
11月20日(木) | 韓国海洋警察庁警備艦が日本海日本側EEZ内で操業していた日本漁船の排除行動。言い訳は「慣れない海域での警備活動で現場がルールを理解していなかった」。 |
11月21日(水) | 韓国女性家族部、慰安婦財団の解散を発表。 |
11月26日(月) | 韓国与野党議員が竹島上陸。 |
11月29日(木) | 韓国、徴用工遺族らが起こした三菱重工業への訴訟2件判決。三菱重工業が双方とも敗訴。 日韓請求権協定違反。 |
11月30日(金) | 日本政府、韓国政府が差し押さえを行った場合、在日韓国資産差し押さえを検討。 |
12月3日(月) |
ムンジェイン大統領、ニュージーランドに向かう飛行機内で旧朝鮮半島出身労働者に関する判決から始まる一連の日韓問題に対して初のコメント。具体的な内容はなし。 日本政府、一連の韓国の対応を待つ期限が年内であるという一部報道。 |
12月4日(火) |
韓国、弁護士らが新日鉄住金アポなし再訪問。24日期限の要望書を渡す。 韓国外交部、「法より情」会見。事実上の「対応しない」宣言。 |
12月11日(水) | 日韓外相電話会談。特に新しい内容なし。 |
12月13日(木) |
韓国海軍、竹島周辺で単独軍事訓練。 日韓議員連盟総会直前。 |
12月14日(金) |
日韓議員連盟総会。 日本政府、総会初の安倍総理祝辞なし。 お互いの主張を言い合うだけで終わる。 |
12月20日(木) |
韓国駆逐艦、能登半島沖で日本自衛隊哨戒機に対し火器管制レーダー照射される。 翌日防衛相が記者会見。韓国国防部は事実を認めるが故意であることを否定。 |
12月24日(月) |
日韓局長級会議。レーダー照射事件及び旧朝鮮半島出身労働者問題についてお互い非難しあって終わる。 新日鉄住金訴訟の弁護団が韓国内資産差し押さえの手続きに入ると発表。執行日は「外交的な交渉状況も考慮し、執行日時を決める」とのこと。 |
12月27日(木) | 日本海火器管制レーダー照射問題についての日韓テレビ電話協議。日本はレーダーの具体的な証拠を示したが韓国は主張を曲げず平行線で終わる。 |
12月28日(金) | 日本防衛省、日本海火器管制レーダー照射事件の動画を公開。韓国国防部の言い分が事実と違うことが明らかになる。 |
これまでもずっとですが、2018年10月からの日韓関係の悪化ロードはすさまじい勢いでした。大きなものがあって韓国が秘密裏に近づくか、時間の経過で熱が冷めてまた新た他大きな問題が起こるというのがパターンでしたが、熱の覚めることのない連続の問題発生は珍しい現象。そしていつもの通り原因がすべて韓国側が発端。まるでそうしなければいけないというようなくらい徹底して日本を敵視するようになりました。
韓国政府の目的は一体何でしょう。ムンジェイン大統領の「積弊清算活動」の一環であり終着目標は「日韓基本条約破棄」であるという話もあり、その通りだと思えるような流れといわれると納得してしまいたくなるのですが、そんな馬鹿みたいな話を信じて本当にいいのかと悩んでしまっています。長年流れをチェックしているわけではないので、これがここ近年一番稚拙な流れなのかどうかも自信がありません。「そんな馬鹿な話」という流れでいえば李承晩大統領時代が一番馬鹿みたいな大統領だとも思っていますし…。李承晩大統領はあのノムヒョン大統領よりもどうしようもなかったと個人的に思っています。
- 北朝鮮への独自制裁を解除しようとしてアメリカに止められる。(10月)
- 欧州歴訪で北朝鮮制裁緩和を各国に働きかける。(10月)
- 自国の友好のためではなく北朝鮮のためローマ法王の政治利用を試みる。(10月)
- APECでも北朝鮮制裁緩和を各国に働きかける。(11月)
- G20でも北朝鮮制裁緩和を各国に働きかける。(12月)
- アメリカに首輪をつけられる形でワーキンググループを設立させられる。(12月)
- 在韓米軍駐留経費負担に関する特別協定更新交渉に失敗(12月)
外交の面でおかしいのは日本だけでなく世界的にもそう。チェックできている事実を並べるだけでも一方的さが異常。外交は利益や目的が多方面に展開して分かりにくいものだと思うのですが、異常なほど単純でわかりやすいという異常事態。外交ニュースが北朝鮮の制裁緩和を働きかけたものしか出てこない。その結果、日本アメリカだけじゃなくその他の国からも「北朝鮮の報道官なのか?」と言われてしまう。
こんなマイナス状況になっているのを韓国が理解しているかわからない状態で2019年は始まりました。米中対立は引き続き継続している中、北朝鮮が生き残りのためちょろちょろ世界を刺激し、日米が対応のため右往左往し、韓国が世界全体の足を引っ張るという状況はもう少し続いた後、新たな展開がどうなるか。あんまり明るい新元号の年にならなさそうなのが残念に思います。
メモ
あけましておめでとうございます。
年末にインフルエンザにかかってしまい、書こうと思っていたものを諦めました。無理にやるものでもないので心機一転書きたいものを書いていこうと思います。