
旧朝鮮半島出身労働者問題
予想通り、予定通り三菱重工業敗訴。
日本政府が抗議するのも予想通り、予定通り。
また,直ちに適切な措置が講じられない場合には,日本として,日本企業の正当な経済活動の保護の観点からも,引き続き,国際裁判や対抗措置も含めあらゆる選択肢を視野に入れ,毅然とした対応を講ずる考えです。
河野外務大臣の談話は前回とだいたい同じ。
「直ちに適切な措置が講じられない場合には、国際裁判や対抗措置も含め、毅然(きぜん)とした対応を講じていく」と強調した。
しかしながら、菅官房長官の記者会見では「対抗処置」という言葉が入り、一段階圧力を上げたというところでしょうか。
一方韓国与党は、日本と韓国両国の政府、企業で「2プラス2人権財団」を設ける案というのを考え、日本側を巻き込む気満々。尤もらしいことを言って日本政府の好感度を下げる作戦、ってそんなの報道してアピールしてばらしたら意味がないような…。
【ソウル時事】韓国外務省報道官は29日、元徴用工らの訴訟で三菱重工業に賠償を命じた最高裁判決に関し、「日本政府が過剰に反応しており、極めて遺憾だ」と表明、自制を求めた。
報道官は、「今回の判決の趣旨は、強制徴用者の精神的被害の回復が必要ということだと理解している」と説明。「関連部署間の協議や民間専門家の意見集約を通じ、対応策を取りまとめていく」と述べた。ただ、具体的な方策については言及を避けた。
韓国政府は反発するだけで具体策なし。
頼みのムンジェイン大統領はというと。
アルゼンチンでのG20で安倍首相と会える機会があるにもかかわらず、日本との会談の予定なしというわけで解決するつもりはない模様。日本視点なので韓国政府から打診があったかどうかは記事からはわかりませんが、対外的に韓国のトップが対日本に対して解決に動いていないという印象を世界に与えているように思います。
これら判決を受けて、前回のパターンならば弁護士が来日してアポなし三菱重工突撃イベント発生かな。
ここ最近の流れ
ここ最近の時系列
長いため畳んでいます。
日時 | 事柄 |
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11月12日(月) | 韓国、弁護士らがアポなしで新日鉄住金訪問。門前払いされるパフォーマンス。その後日本共産党と会談。 韓国国会、「日本強制徴用被害者賠償履行要求」決議案を発議 この日釜山で「日韓商工会議所会長団会議」の開催が行われる予定だったが開催延期。(18日報道) |
11月14日(水) | ASEAN首脳会議。 ムンジェイン大統領、参加各国に北朝鮮の規制緩和を訴えるも「完全な,検証可能な,かつ,不可逆的な非核化」の議長声明採択を許す。 |
11月15日(木) | 韓国政府、公式ページに「韓国政府が司法府の判決を尊重して被害者の傷を癒すために努力する」 「韓日両国の関係を未来指向的に発展させることを希望する」 「判決後に日本政府指導者らの過激な非難発言については深い憂慮と遺憾を表明」 という立場表明。 韓国の海洋調査船が竹島周辺の日本領海内に侵入。 |
11月17日(土) | APEC首脳会議。安倍総理、ムンジェイン大統領と立ち話で終わる。 |
11月18日(日) | ムンジェイン大統領、ソウルで行われた日韓協力委員会合同総会に「植民地時代は両国にとってつらい過去だ。しかし、つらいからといって真実から目を背けるわけにはいかない」というメッセージを送る。 同様に河野太郎外相、「韓国でそれ(未来志向の関係構築)に逆行するような動きが昨今、続いていることに強い懸念を抱いている」というメッセージを送る。 日本側代表の日韓協力委員会・渡辺秀央元参議院議員は「日韓関係では日本側が韓国の数十倍、努力しなければならない」という認識。 |
11月20日(火) | 韓国海洋警察庁警備艦、日本海日本側EEZ内で操業していた日本漁船の排除行動。海上保安庁巡視船と対峙。 |
11月21日(水) | 韓国、慰安婦財団の解散を発表。 |
11月22日(木) | 河野外務大臣が会見。 |
11月24日(土) | 韓国大統領府、南北鉄道調査が制裁の例外となったと発表。 |
11月26日(月) | 韓国与野党議員が竹島上陸。 |
11月29日(木) | 韓国、徴用工遺族らが起こした三菱重工業への訴訟2件判決。三菱重工業が双方とも敗訴。 日韓請求権協定違反。 |
11月30日(金) | アルゼンチンにてG20開催。(~12月1日) |
12月31日(水) | 在韓米軍駐留経費負担に関する特別協定更新期限 |
2019年 1月23日(水) |
韓国、元勤労挺身隊らが起こした不二越に対する損害賠償請求訴訟の判決予定日。 |
経済指数
名称 | 終値 | 前日比 |
---|---|---|
日経平均株価 | 22,262.60 | +85.58(+0.39%) |
韓国総合 | 2,114.10 | +5.88(+0.28%) |
メモ
2010年代年表進行中
次はG20。